地球の裏側から思うこと

日本語練習のために、赴くままにつらつらと書いてます。

ライフオブパイ

ライフ・オブ・パイ」を見てきた。
一人で観てきた。
2月1日で1,000円で観れた。
正直言うとトラ目当てだ。
トラと救命ボートの上で一緒。
そんなシチュエーションがどんな結末になるんだろうと興味を持ったのだ。

映画の日なので人はそこそこ多かった。
座席が指定で見やすい場所に人は集まっている。
事前に買ったホットココアを持って席に着いた。
覚悟はしてたけど両隣りは知らない人々。
右手はスマホを一生懸命いじってるお兄ちゃん。
左手は初老のおじさん。
映画は久しぶりなのかウキウキ感たっぷりでお隣のカップルに話しかけている。

さて、上映だ。
映像がきれいだった。
やっぱりトラが可愛かった。
CGが多いらしいけど、それでも可愛かった。
ストーリーも私は楽しめた。
初めのほうのパイの漂流する前の話も興味深い。
最後のトラのしぐさにもパイの行動にも意味があるのだろうけど
その意味というかどう受け取ればいいのかは答えを出せないでいる。
いろいろネットでレビューとか見ても
腑に落ちるような納得できるものが見つけられていない。

物語が生まれる物語なんだろうなと思った。
世の中にはいろいろな宗教がある。
それぞれに神様の物語がある。
人が望む物語。
もしかしたら文字通りの話じゃないかもしれない。
そのものが暗示するものを読み取れなくても通じる話。
それでいいんだろうな。
自分がどう受け取るか。
自分で選べばいいんだ。
世界を作るのは自分なのだ。
でも一人はいやだなとも感じてくる。
つながりが欲しくなる。

まとまりがなくなってきたが
いろいろ思うところがあるのでもう一度みたい。
その前に一度小説で読んでみようと思う。
それでもまだ観たい気持ちがあったら
映画館に行ってみよう。